- サイズ: TPM
- ケース: ステンレススティール、17.2×17.2 mm
- 反射防止加工サファイアクリスタル
- 3気圧の日常生活防水。レザーブレスレットは水分や湿度に弱い性質がありますので、水分にさらされる恐れのある状況では着用をお控えください。
- ダイヤル: 白文字盤、サンレイモチーフ
- ムーブメント: クォーツ、スイス製
- 機能: 時、分表示
- ブレスレット: レザーストラップ(ヴォー・スウィフト) カラー: オレンジ
ムーブメントの定期メンテナンス
クォーツ式のモデルに関する推奨事項
防水性の保持
磁気
磁気はムーブメントの動作に影響を与え、停止することもあります。強い磁気の近くに決してエルメスウォッチを置かないでください。磁気を発する機器(例:冷蔵庫、電子レンジ、携帯電話、ハンドバッグやブレスレットなどのマグネット式留め具、その他の電子機器)からも、最低10cm以上は離すようにしてください。
物理的な衝撃
レザーの風合い
自然な仕上げのレザーは、水分や湿度に弱い性質があります。レザーストラップのエルメス時計は、汗や水、湿気、摩擦などにより色落ち・色むら・水ぶくれ・染み・変色や接着の剥がれなどが生じることがありますので、水仕事・入浴・スポーツシーンでのご使用はお控えください。
「エルメスについて」
創業当時のエルメス社は、パリのマドレーヌ寺院界隈で馬具工房として始められた。その後、自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業の軸足を移して今日までの成功に至った。現在でも馬具工房に由来するデュックとタイガーがロゴに描かれている。デュックは四輪馬車で、タイガーは従者のこと。主人が描かれていないのは「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という意味が込められているためである。
エルメス社の母体になったのは、ティエリー・エルメス(Thierry Hermès, 1801年 – 1878年)が1837年、マドレーヌ寺院界隈、現在のパリ9区にあたるバス=デュ=ルンパール通り (Rue Basse-du-Rempart) に開いた馬具工房である。ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客として発展した。
1878年、ティエリーの息子である2代目シャルル・エミール・エルメスの時代に、パリ万博に出品した鞍が金賞を獲得する。
1879年に現在の本店があるパリ8区フォーブル・サントノーレ通り24番地へ工房を移転。
ティエリーの孫にあたる3代目のエミール=モーリス(モリス)・エルメス(Émile-Maurice Hermès, 1871年 – 1951年)は事業の多角化に着手した。1892年には、馬具製作の技術を基にエルメス最初のバッグ、サック・オータクロア(オタクロワ)(sac haut-à-courroie, 現在の名前はオータクロアまたはオタクロワ))を製作。1927年に腕時計を発表。さらに服飾品・装身具・香水などの分野にも手を広げ、それらの製品のデザイン、製造、販売をすべて手がける会社になった。